(経済産業省「キャリア教育コーディネーター育成ガイドライン」による)
「働く大人」「企業」「地域の魅力や課題」など、様々なヒト・モノ・コトをつなげる架け橋となり、教科書だけでは学べない「実社会」のリアルな学びを、キャリア教育プログラム提供する知識とスキルを持った人材です。
目まぐるしく変化する現代社会。AIやIT技術の発展、新しく生まれる職業や産業、雇用の多様化・流動化が進む一方で、少子高齢社会の到来など様々な社会課題があります。
これからの社会で生き抜くための力を育成するために、学校教育も大きく変わりました。戦後最大の改定となった新学習指導要領で示されたのは、学校の学びと実社会をつなげながら 学ぶこと=「社会に開かれた教育課程の実現」です。これがこれからの教育のキーワードとなります。
学校の現状やこれからの学びの在り方を踏まえて、地域社会で活躍する「大人たち」と「子どもたち」を教育を通してつなげ、その道のプロフェッショナルである大人たちから実社会を学ぶ経験の場を創り、子どもたちがワクワクしながら学ぶことで、社会的・職業的自立に必要な能力を育む。そんなプログラムを提供するのがキャリア教育コーディネーターのお仕事です。
めまぐるしい時代の変化に伴い、教育に求められるプログラムの質や多様性も問われていくなかにおいて、教育の知識を持ち、地域課題解決のために行動できるキャリア教育コーディネーターの存在は、今後ますます求められていきます。